パソコンやハードディスク・DVDなどに保存されている大量のデータの中には個人情報なども含まれたとても機密性の高いものとなっています。

パソコンを廃棄する時はリカバリーソフトや上書きソフトによる１回の消去・物理破壊だけではデータは完全には削除できていません。そのため消えたと思っていたデータの復元は意外と簡単にできてしまい、管理者の手元から離れた瞬間から大きなリスクを負っています。

白藤商店の磁気・光メディアのデータ消去サービスは、パソコンやハードディスクなどを回収させて頂き専用施設内でデータの消去を行い破砕処理など媒体の形態や量に合わせて機密の保全をサポートしております。

磁気消去の仕組み

強い磁力でデータを瞬間消去！

ハードディスクは、内蔵されたディスクに磁気信号を書き込む方式になっています。 このディスクに、上書き消去ソフトによるデータ消去を行った場合、どうしても元のデータの微量な磁気がディスクに残り、それが何層にも重なっていきます。

通常、データ復元ソフトなどでも復元不可能なまでにデータを消去しようとすると、その何層にも重なって残る元データの磁気が完全に消えてしまうまで、繰り返しデータの上書きを行う必要があり、ハードディスク1台消去するのに数時間もかかってしまいます。

白藤商店で使用する磁気消去設備は、データを上書き消去するのではなく磁気データを0.1秒間の強力な磁気照射で吹き飛ばす方式です。

図1はハード・ディスクの記録媒体に記録された信号の模式図です。信号を記録する際には保磁力より大きい外部磁場をヘッドで発生させ、プラッタ上の微小磁石を1つずつ着磁します。微小磁石はヘッドによる外部磁場の影響により向きを変えデータとして記録されます。この様に磁化されると磁化の方向は半永久的に保持され、データの記録・保存が可能になります。

図2の様に記録時のディスクの保磁力より大きい外部磁場をディスク全面に印加すると、微少磁石はすべて外部磁場の方向に磁化され、記録された信号は無くなります。この様に記録媒体に保磁力より大きい外部磁場を印可すると、記録されていたデータは完全に消滅します。

データ消去のメリット

大量のパソコンやハードディスク・メディアがあってもお伺いをして回収し、安全にデータの処理・廃棄をさせて頂きます。

【機密書類廃棄サービス（大量）の金額の目安】
●基本料金15,000円　●800円（HDD1点当たり）
※表示金額は税別です。
※詳しくはお問い合わせ下さい。

ソフトウェアの消去

ハードディスクの全領域に無意味なデータを上書きすることにより、残ったデータを読めなくする方法です。

物理的な破壊を伴わないのでハードディスクの再利用が可能で環境にも優く騒音、振動が伴わないことがメリットとなります。また、ハードディスクが再利用できるためパソコンの再販価値が高まり、パソコンやハードディスクをリースされている企業様におすすめです。